支払いをしないと?

支払いをしないと、何らかのペナルティがあります。遅延損害金の発生もありますし、期限の利益の喪失もあります。さらには商品の引きあげ・強制執行というケースも生じます。クレジットを活用して手に入れた品物は真の意味で自身のものになったわけではありません。商品の「所有権」は支払いが完結するまでクレジット会社にあります。消費者が本当の意味で品物を本人のものにできるのは、すべての支払いを終えた時です。クレジットの支払いを遅滞して、期限の利益を喪失した場合、クレジット会社は所有権に基づいてその品物を引きあげることができます。引きあげられた品物はその価値に応じてお金にかえられ(換価)、残っている支払いに充当されますが、残っている支払いより引きあげられた商品の価値が少ない場合、差額はコンシューマーが負担しなければなりません。