クレカ用語集「さ行」

【在籍確認】

クレジット会社にクレジットの申込みがあった際、申込者の勤務先が存在し、さらにその勤務先に在籍しているかなどを確認すること。申込者の信用調査業務の1項目。

【債務】

ある特定の人(債務者)が、他の特定の人(債権者)に対して、金銭の支払いや物の引渡 し、労務の提供などの一定の行為(給付)をなすべき義務。契約あるいは法律に基づいて発生する。一般的には、借金、負債のこと。

【残債方式】

各分割返済単位期間(例えば、毎月返済なら1ヵ月間)ごとに、残存元本に対応して実質金利を掛けて利息計算を行ない、残高に見合った利息を徴収する方式。「残存元本金利体系」ともいう。元金均等返済、元利均等残債方式、リボルビング方式などはすべて残債方式に含まれる。なお、残債方式によって計算される利息を「単準利息」という。

【三情報機関連絡協議会(三者協)】

1983(昭和58)年11月に、個人信用情報機関を運営する全国銀行協会連合会(現全国銀行協会。略称;全銀協)、全国信用情報センター連合会(略称;全情連)、(社)日本割賦協会 (現日本クレジット産業協会)の3機関が大蔵省の指導により3機関の情報交流を目的として設置した話し合いの場。これに基いて1987(昭和62)年春から、全情連、全銀協、CICの3機関は「ネガティブ情報」の3センター間交流(オンラインによる相互乗入れ)をスタートさせている。

【残高照会】

一般的にキャッシュカードや通帳を使用し銀行のCDやATMなどで貯蓄残高を確認することをいうが、カード会社や消費者金融会社の設置するCDやATMで、クレジットカードおよびローンカードの利用(未払い)残高を調べることも残高照会に含まれる。また、双方ともインターネットや電話を利用しての照会ができるようになってきている。