審査の例外|某カードローン元社員に聞いた裏話

ネットを検索していると、「誰でもカードが作れます」「審査に落ちた人は必見!」「当社独自の審査基準だから融資可能」といった甘い誘い文句を見かけることがあります。裏返せば総量規制後の審査が厳しいことを物語っている、とも捉えられますね。

ところで上記のようなことは本当にあり得るのでしょうか。 結論から申し上げますと、基本的にはあり得ません。 では、審査基準の甘いカードキャッシング会社というものは、まったく存在しないのでしょうか? 先ほど、「基本的にはあり得ません」と表現したように、実は「絶対にない」とも断言できないのです。

例えば、新規にクレジットローン事業を立ち上げた会社では、実績を積み上げることと、とにかくたくさんの顧客を集めることが最優先事項となってきます。 そうした上記のような理由で、本来であればカードの発行を見送るラインの方であっても、あえて審査を通してしまうケースがあるようです。 ※ただし、新しいカード会社がすべて同じ方針というわけでは決してありませんので、誤解されないようにお願いします※

【本来であればカードの発行を見送るラインの方であっても、あえて審査を通してしまうケースがある】

このことは事実で、その理由についてご説明します。 貸し倒れのリスクが高い一方で、他のカードローン会社で事前審査にも通らなかった人はやっとの思いでカードを手にすると、大切に、慎重に利用してくれるという思わぬ利点があることも否定できません。 こうした点も、意外な優良顧客を最初から囲えるというメリットがカードローン会社にはある、そういうカラクリがあるということです。

このようなカードローン会社は、ある一定の部分については回収不能になることをあらかじめ予測して、その分、予算を計上した上でキャンペーン期間を設ける、ということを敢えてやっています。 その事ががまさに「甘い審査基準」となる可能性は否めません。 ただし、このようなケースは、本当に限られたキャンペーン期間のケースですのでご注意を。

【裏の声】 ということは、カードローン(キャッシング)会社がテレビCMや駅構内などでの大々的なキャンペーン広告を打ち出している時が、チャンスと言えるのかもしれませんね!

キャッシング(カードローン)には需要期があります。 その期間は、①1月から3月末の期間の前後、②7月末から9月末までの期間の前後、と言われています。 上記の期間は利用者が比較的、多いということです。

それでは、それ以外の期間、利用者が少ないとされる期間、カードローン会社はどう対策するのでしょうか?

1つの例を「審査」という観点から見ていきましょう。 「カードローン会社の社内的な都合で社員にノルマを課し、営業成績を上げなくてはいけないため広告キャンペーンなど使い、顧客集めに走る」 ということも多々あるようです。

つまり、こういう期間(5月・6月・10月・11月)では普段は融資を見送るラインの人であっても、審査を通してしまう、そういうことが起こり得るのですね、可能性としては。

ただし、「いま審査を甘くしています!」とは会社としては堂々と宣伝できませんから、融資を受ける側からすれば、このカラクリは分からないことでしょう。

ですので、審査の例外の裏情報として書いておきました!ご参考までに。
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