信用力を上げる!その2

この契約の種類や組み合わせも、信用力を判断する際の要素の1つとなります。しかし、これまでご紹介してきた「返済履歴」や「利用残高」に比べると、相対的に重要度は低くなります。そのため、普段のクレジットライフにおいて、契約の種類や組み合わせといったことを、過度に意識する必要はないと思います。

ただ、年齢が若い人など、信用情報の記録がまだ少ないようなケースは、相対的に「契約の種類」の重要性が増す可能性もあります。それでは、どのような基準で判断されるのでしょうか。

一般的に、複数種類のローンがあったほうが、クレジットスコアにはプラスに働く傾向があります。各種の金融サービスを計画的に使いこなしている、と見なされるためです。利用しているローンが少ないと、審査をする側も判断しかねますが、それぞれのローンの実績があれば、貸し手にとっての判断材料が増えることになります。それぞれのローンを理解し、きちんと期日通り支払い、利用していると見なされれば、信用力があると判断されるのです。