信用力を上げる!その3

では、とにかく様々な種類のローンをたくさん契約すれば、信用力は向上するのでしょうか。もちろん、そんなことはありません。先述したように、「返済履歴」等の要素に比べれば、重要度は高くありません。また、以前の記事でご紹介したように、短期間で多くのローンに申し込むことはマイナスにすらなり得ます。そのため、契約の種類を増やすためだけに不要なローンを契約を結ぶのは、本末転倒と言えます。

結論としては、身の丈にあった範囲でローンを結んでいくのがベストと言えるでしょう。その結果として、皆さんのライフステージに応じて、ごく自然に契約数や種類が増えていくかと思います。

一部では、ローンの契約があることで審査にマイナスに働くとの誤解もあるようですが、実際にはそうとも言えません。もちろん、極端に借り入れが多すぎることは問題ですが、計画的に利用し期日通りしっかりと返済してさえいれば、それはむしろポジティブな評価を受ける可能性があります。

不要なローンを組む必要はありませんが、ローンやキャッシングを過度に恐れる必要はありません。必要に応じて使いこなしていくことで、便利で豊かなクレジットライフを送れるようになるでしょう。