悪質広告チェック術④

巷に溢れる広告の中でどれが悪質なのか分からない。それでは広告ではどんなところをチェックすればいいのか、基本事項を紹介します。

その4 とにかく「オイシイ話」はない

銀行の提供している無担保無保証個人ローンの金利は10%〜18%あたり。それなのに「金利3%」なんていう広告表示があったら、それだけで「怪しい」と思って下さい。消費者金融業界の20%台の金利は「本当は3%程度でやれるのに暴利を得るために20%台に設定している」のでは断じてなく、それだけのコストがかかっているのです(ちなみに大手でも15%前後がコスト)。  債務が嵩んでくると「一本化・おまとめ」のキャッチコピーは魅力でしょうが、どこの誰やら分からない業者で「超低利、一本化」商品をまともに提供しているところはないと思った方が間違いないです。どうしても一本化したいならきちんと名の通った金融機関とノンバンクで。ちなみにノンバンクの高額融資商品で12%〜20%ぐらいの金利です。ただし、金利が低い分審査が通りにくく一本化需要をどこまで受け入れてくれるかは疑問、というのが現実です。