保険料の決まり方

自動車保険は、事故を起こす危険性をクルマのタイプや運転者の年齢など、いくつかの要素でわけて保険料が異なります。統計上、事故を起こしやすい人や損害の要因が大きいと判断されるクルマ は保険料を高く設定し、逆に事故を起こしにくい人には安い保険料を設定して、不公平感がないように決められています。

【用途】

保険会社によって、用途区分(業務用・通勤通学用・レジャー用)などをしているところとしていないところがあります。業務目的での仕様は、走行が多いことなどから、リスクは高くなる、と言うことになります。

【車種】

保険会社により区分が違いますが、分類があります。自動車の大きさや、使用目的で異なる車体の強度、走行距離、部品価格などの、個々に異なる部分を、保険料に反映させています。例えば、車体の強度があると、乗っている人の安全が確保されやすい。 走行距離が多い車ほど、事故を起こす確率が高かくなる。 部品価格が高いと、修理の時の費用が高くなる。 などが反映されています。

【年齢】

若年運転者ほど、事故のリスクが高い傾向にあるため、運転者の年齢の範囲によって区分されます。

【等級】

過去の保険事故によって、1〜20の等級に区分されます。事故を起こすと等級が下がり、無事故だと等級が上がっていきます。